【介護保険】図解で見る老人ホームの種類

こんにちは!ライコです。

老人ホーム(介護施設)といっても種類が多くさまざまな名称にて「分かりにくい」ですよね。

今回は老人ホームの種類を4枚のスライドに【ざっくり】とまとめてみました。

この記事を書いた人

< プロフィール >

  • 43歳 介護士
  • 元いじめられっ子
  • 夢は介護タクシー開業。現在準備中。
  • いじめられっ子ならではの処世術を発信
  • 現役介護士から見た介護の世界を発信

まずは以前の僕のツィートした図解です。

目次

運営主体

自宅から移り住んで利用する施設の運営主体は2種類に分けられます。

  • 社会福祉法人や自治体が運営する「公的施設」
  • 企業が運営する経営観点が入った「民間施設」

公的施設とは

主に国や地方自治体など公的な団体が運営する「公的施設」は、「介護保険施設」ともよばれ、社会福祉の視点から、介護度の重い方や低所得者の保護と支援に重点が置かれています。

国の補助金を受けて設立されていることから「民間施設」よりも費用を安く抑えられるというメリットがあります。

その分、人気があるため空きがなく入居待ちが長いというデメリットもあります。

民間施設とは

主に民間企業が運営する「民間施設」は、高齢者のニーズを満たすことに重点が置かれ、各施設で特色をだすために、設備多種多様なサービスが幅広くあります。

「公的施設」に比べると費用は高めになりますが、その分、身体の状態にあわせて幅広い対応が可能だったり、サービスが充実し、快適な生活を送れるというメリットがあります。

公的施設

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、「要介護3以上」の認定を受けている方が対象の施設で、要介護度1~2の方の入居には自治体からの特別な許可が必要となります。

介護保険によって低価格でサービスを受けることができ、看取りまで対応可能。

近年は、従来型の個室(旧型)に対し、ユニット型(新型)と呼ばれるタイプが増え、さらに手厚い介護を受けられるようになりました。

そんな特養は終の棲家としても人気の施設ですが、待機者が多くなかなか入居できないこともあります。

入居の順番は、本人を取り巻く状況を鑑みて緊急性が判断され、それを数値化して優先度が決められます。

なお、看護師は夜間滞在せず、日常的な医療ケアが必要な場合は入居ができない可能性もあります。

介護老人保健施設

介護老人保健施設、通称「老健」は、退院後すぐに在宅生活に復帰できない状態の高齢者が、数ヵ月程度滞在することを目的とした施設です。

リハビリを重視している人が選ぶ老人ホームとして適しています。

入所者の在宅復帰を目指した施設のため、ほかの介護施設に比べて入所期間は短いことが特徴です。

リハビリの専門職である理学療法士や作業療法士などが常勤しており、質の高いリハビリが受けられます。

初期費用がかからず、民間よりサービス費用が抑えられることも魅力です。

介護医療院

介護医療院は2018年4月に創設されたばかりの施設。医師の配置について、介護療養病床に相当するⅠ型は入居者48人あたり1人、老人保健施設に相当するⅡ型は入居者100人あたり1人を義務付けられており、たん吸引などの医療設備も充実していることから、要介護者の方のなかでも特に医療ニーズが高い方に対応できます。

看取りやターミナルケアも行っているため、終の棲家としての検討も可能。

ただし、完全個室ではなく、パーティションなどで分割されている場合も多いため、プライバシーの確保には注意が必要です。

ケアハウス

ケアハウスとは経済的な負担が比較的小さい「軽費老人ホーム」の一つです。

自宅での単身生活に不安を覚えていたり、家族の協力を受けられなかったりといった事情を持つ高齢者向けの施設です。

ケアハウスには一般型と介護型があり、一般型では家事などの生活支援サービスが提供されます。

一方の介護型は生活支援サービスに加え、介護サービスが利用可能。

入居対象者は60歳以上と幅広いために待機者が多く、特別養護老人ホームほどではありませんが、入居までに一定の期間が必要です。

民間施設

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、本格的な介護や生活支援にはじまり、広範なサービスを入居者の状態に合わせて提供する施設。

タイプは介護専用型(要介護の方のみ可)、混合型(自立、要介護の方のどちらも可)の2種類に分けられますが、まれに”入居時自立”を条件とした「自立型」も存在します。

また、介護保険サービスが定額となっているため「月々の予算が立てやすい」ことがメリットです。

介護サービス費用は”要介護度によって決められた定額”を負担(負担額は原則1割だが、所得によっては2~3割負担)します。

在宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームは、介護が必要ない自立の方からある程度の要介護度がある方まで幅広く多く入居する施設です。

老人ホームの特徴である、生活を充実させるためのイベントやレクリエーションが充実しており、ほかの入居者とコミュニケーションをとって楽しく生活できることが魅力です。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は介護施設ではなく、あくまで住宅として扱われる住まいです。

略して「サ高住」と言われます。

外出や外泊できるケースが多く、自由度の高い生活を送れる点にメリットがあります。

この”サ高住”には「一般型」と「介護型」があり、一般型で介護を受ける場合は、外部事業者による居宅サービスを利用します。

介護型(特定施設)の場合は、担当の介護職員が介護サービスを提供します。

なお、高齢者向けの公的な賃貸住宅としてシルバーハウジングがありますが、実際には民間のサ高住が同様の役割を果たしています。

サービスの内容・質の面において、シルバーハウジングとサ高住の間に大きな差はありません。

また、かつて高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)といった民間の高齢者向け住宅がありましたが、現在では制度上、高専賃、高優賃ともにサ高住に組み込まれています。

⬆️ このような高齢者向け住宅の紹介サービスもあります。ぜひご利用して見てください。

グループホーム

グループホームは、認知症の方が5人から9人程度の少人数でユニットをつくり、専門職員からサポートを受けながら共同生活をする施設です。

入居者ができること、できないことに応じて、洗濯や料理などの役割を担いながら暮らしているのが大きな特徴。

自分ができることは自分で行うことで、認知症の進行をゆるやかにしつつ、並行して専門職員のケアを受けられることがメリットです。

最後に

在宅介護と施設介護のメリット、デメリットをあげたいと思います。

⬆️ 施設利用時など介護シューズは必須です。

上記サイトでは、単調なデザインになりがちな介護シューズの中でも、おしゃれなデザインの靴を取り扱っています。ぜひご覧下さい。

在宅介護

・メリット

住み慣れた自宅で生活できる

費用が安く済む場合が多い

生活の自由度が高い

・デメリット

家族への負担が大きい

スキルを持たない家族が介護をする

介護を毎日続けなければならない

認知症の徘徊などで近隣に迷惑がかかる可能性がある

施設介護

・メリット

常に専門家がいる

プロに託せるので家族も安心できる

緊急時に対応してもらえる

・デメリット

費用面の負担が大きい

遠方の施設の場合、家族の関係性が薄くなる

介護士のひとこと

家族が老人ホームへの入居を考えるとき、「本人に申し訳ない…」「冷たい家族だと思われたらどうしよう…」「この先、後悔しないだろうか…」と悩む方は少なくないようです。

その一方で、在宅介護で疲弊しきってしまい、自身の体調を壊してしまう家族はたくさんいます
その結果として本人との関係にも悪影響が出始め、せっかく仲の良かった家族が壊れてしまう…ということも本当によくある話なのです。

施設利用を考える際の一助になれれば幸いです。

Seeya !!


ライコ
夢見る介護士
43歳 介護士|介護現場は20年以上|元いじめられっ子 | 課のリーダーとしてリーダーシップとマネジメントを実践|職員満足度80%を達成|お絵描き大好き|イジメ嫌い|夢は介護タクシー開業(現在準備中)|
いじめられっ子ならではの処世術を発信。
介護現場から見えてきたお悩み解決記事を発信中。

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ライコブログ : 運営者

ライコのアバター ライコ 43歳介護士

43歳現役介護福祉士から見たカイゴの世界を発信。元いじめられっ子。
いじめを受けていた経験から独自の処世術を見出し、「誰でも出来る」コミュニケーションを用いて人材育成に活かす。
夢は介護タクシー開業!現在は事業計画及び開業準備中。

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