この記事を読んでほしい人
要介護認定を受けたけれど、その認定に納得がいかない方
要介護認定が実際より低く出てしまい、適切なサービスが利用できない方
要介護認定を受けたが、病気や怪我によりやり直しをしたい方
母親の要介護認定を受けたけど、介護認定が低く出てしまった。
やり直すことって出来るのかな?!
大丈夫です。
「やり直し」はできますよ!
要介護認定のやり直しは出来ます!
この記事を書いた人
いじめられっ子の現役介護福祉士。
介護現場は10年以上あり、現在は課のリーダーとしてリーダーシップとマネジメントを実践している。
職員満足度は80%を達成。
介護現場から見えてきたお悩み解決記事を発信中。
要介護認定のやり直し
要介護認定のやり方についてはこの記事も見てね!
仕組み1 要介護度は定期的に見直す
高齢者/要介護の状態は時間の経過とともに変化していくことが多いため、要介護認定も定期的に行うことになっています。
その頻度は、地域や状況にもよりますが、基本的には1〜3年に1回要介護認定を行います。
変化に合わせて適正な要介護度が出やすい仕組みになっています。
仕組み2 要介護認定のやり直し(再調査)を申請できる
1〜3年という要介護度認定をやり直す時期が来る前でも、心身の状態が大きく変化した場合などについては要介護認定の申請を行うことが可能です。
先週転んだところの骨が折れていたよ。
買い物や病院に行くのが大変なんじゃよ・・・
病気や骨折などにて「寝たきり」になってしまった、状態がかなり悪くなってしまったなど、高齢者の多くは「1年以内」で状態が大きく変わるケースがとても多いです。
仕組み3 認定結果に不服がある場合は、やり直し(再調査)を申請できる
結果に不服があれば要介護認定の申請を行なった市区町村の窓口(地域包括支援センター)に再調査を要求することができます。
それでも問題が解決しない場合は、都道府県の介護保険審査会に不服申立てをしましょう。
訪問調査を親任せにすると、要介護度が低く出すぎて再調査が必要になりがちです。
うちのじいちゃん、「まだまだ元気だ」と張り切って元気な姿を見せちゃったものだから、要介護度が低く出ちゃったよ〜・・・
訪問調査
要介護認定のやり直しは出来ますが、やはり手続きなどの手間が生じます。
そして時間もかかります。
病気や事故などのケースは致し方ありませんが、訪問調査を親まかせにすると適正な要介護度が判定されないケースがとても多いです。
だからこそ訪問調査は大切であり、その事前準備もしっかりとした方が良いのです。
訪問調査を受けるポイントは、別記事にて紹介します!